造形作家  関井一夫

金属工芸の技法のひとつ鍛金 それは板状の金属を立体物に加工する鎚起(ついき)アテガネと金槌を用いて、金属を叩きながら立体物に加工する造形技術である。様々な鍛金の作品を作り出す造形作家 関井一夫氏。
オブジェの制作が多い作家だが、とても気になる作品がある。カレイドスコープ(万華鏡)である。誰もが一度は手にして、目の前で繰り広げられるあの幻想的な世界に心を奪われるであろう。私もその一人だ。そのカレイドスコープを彼が造りだすと...覗き込む前からその造形に誰もが目を奪われるであろう。制作活動の傍ら日本各地での展覧会も催される。多忙な作家ではあるが、今後も取材して行きたいと考えている。